ボルケに加護は必要か?
初志貫徹っていい言葉ですよね。初めに志したことを貫き徹す。
自身のはじめの想いを貫き、自身の行いを貫き曲げないこと。
とても力強く、真っ直ぐで、美しい言葉だと思います。なんでもすぐに諦めて投げ出してしまう最近の若者たちに、今まさに教えるべき美しき日本の魂なのではないでしょうか。
あ、気が変わったのでタイトルから「ボルケーノ考察」って一文外しました。
さて、今回はタイトルの通りです。ボルケに加護は必要か。
ご存知の通り、ボルケはオーバークロック(以下OC)の際に全体に10000ダメージを与えます。
自身のOC時のBPも10000なので、そのままOCしてしまうと周りと一緒に自身も噴火に巻き込まれて死にます。
しかしBPを1でも上昇させればボルケ本体は生存することが可能であり、ボルケを用いるに当たって定番の運用方法となっています。
ボルケを生存させるための定番のカードとしては
・クマゴロウ
・ブラックバニー
・センターポジション
・一騎当千の神器
あたりがよく使われていると思います。厳密にはもう少しありますが、メインはこの辺でしょう。それぞれ順番に語ろうと思ってます。カルピスを薄める戦略です。
で、今回語るのは「一騎当千の神器」です。やっと本題。前フリが面白くないくせに長い。
©SEGA
Ver | 1.1EX2 | カードNo | 1-1-093 |
種類 | インターセプト | レアリティ | VR |
名称 | 一騎当千の神器 | ||
属性 | 無 | CP | 2 |
あなたのユニットがフィールドに出た時、 それの基本BPを+1000し、【加護】を与える。 |
いわゆるアンタッチャブルである加護能力を与えつつ、ボルケに相性のいい基本BP上昇を与えられる一枚です。非常に強力なカードではあるのですが、なんせ2CPというのが重い。
これをボルケの召還に合わせて使うのですから、CPは実質6必要となります。6あればベルゼ出してもお釣りが来ます。いらんでしょ。センポジで十分だよとよく言われます。
しかし出ただけで仕事をするベルゼと、出た次(の次)のターンまで生きて初めて仕事をするボルケでは加護の価値が天と地の差ほどあります。
どれくらい価値があるかの確認のため、よく見るカードの中でLv1 BP7000 or Lv2 BP9000のボルケに刺さりうるカードを挙げてみると、
赤:ブロウ、アザゼル、ベルゼ、チェイン、パピヨン、イフリート
黄:毘沙門、メフィスト、アマテラス、アルテミス、ホリドラ、プロメテ
青:ハデス、テレス、デスクラウン、ファントム、バフォ、ドラゾン、フレスベルグ、卑弥呼、信玄、エクト、ムンセ、献上品
無:人身、巫女の護り手、各JOKER
大体この辺でしょうか。なんか抜けてるかも。
それでも、これらが一枚も入ってないデッキはなかなか無いですね。
特に青は多いなぁ、相性悪すぎ。青きらい。ひでもきらい。
で、この中で『加護があっても防げない』のをオレンジにすると、
赤:ブロウ、アザゼル、ベルゼ、チェイン、パピヨン、イフリート
黄:毘沙門、メフィスト、アマテラス、アルテミス、ホリドラ、プロメテ
青:ハデス、テレス、デスクラウン、ファントム、バフォ、ドラゾン、フレスベルグ、卑弥呼、信玄、エクト、ムンセ、献上品
無:人身、巫女の護り手、各JOKER
こんだけ。つまりかなり防げるわけですね。加護を付ければ噴火成功率が大きく向上するでしょう。
特に環境的に大きいのはブロウ、早撃ち、レベルキル、人身でしょうか。青なんてかなり防げますね。
しかも防げない面子には進化が多く、サラマンドラや人の業が刺さりやすい。これらと合わせて置くのも有効そうです。
と言うか、もはや加護なしで噴火できるのか怪しいレベルなのでは?
自分はこう思ってます。と言うかムリです実際。例外は固着である程度防げる対黄単くらいか。
「加護いらないよセンポジで十分」 「ボルケはあくまで裏の手だからね」
こういう意見もたびたび見ます。そりゃそういうデッキもあるでしょう。
ボルケをスケープゴートに、相手の除去カードを優先的に使わす運用とかもあるとは思います。
でも、それならボルケいらないんじゃない? その枠にもっと入れるべきカードあるんじゃない?
自分にはそう思えてならないんです。だから最近はセンポジ抜いて神器入れることが多いです。何かの参考になれば幸いです。